妄想

iPhoneの新しいやつの「髪型やメイクを変えて見た目が違ってもちゃんと顔認証される」というシステムは中に小人が入っていて、チェック担当の小人が「これは違う!◯さん(持ち主)じゃない!」「…いや、ほくろが同じだ!開けろ!」と審議のうえ開錠課の小人に指令を出し、開錠課の小人達がみんなで「せーの!」と力いっぱい重い扉を押して開ける。
そしてわたし達はiPhoneを使うことができる。
そういう仕組みになっている可能性がある。
この文字を一つ打つのも、幼少期から厳しい訓練を受けた小人が必死で文字を書いてくれていると思うとタイプミスはできない。
歳禁欲…今、「最近よく」と打とうとしたら、「歳禁欲」という気持ち悪くて見慣れない文字に変換された。
これはわたしが小人について書いていることに気づいた小人が自分の存在をアピールしているのでは…
ということを書いていて、これが狂人の始まりなのではという気持ちになって怖くなってきた。
素面で「太陽がわたしをバカにしてる!」と街中で叫び出すような気持ちは想像がつかない。
今はまだ、本当は小人が文字を打っているのではないということはわかっている。
でも、小人の妄想が止まらない。
大橋裕之先生読者の中で一番仕事ができる会社の先輩はわたしのツイッターを見ていて(ツイッターにも小人のことを書いた)、昨日ラインをしたら「今ごはん食べながらiPhone見て小人のこと考えてた」と返ってきたので、そういうのも(やっぱり小人はいる…!)という気持ちに拍車をかける。
でも、よく考えたら小人がいると信じている人はヤバいけど人に迷惑かけないし、パソコンがフリーズしたら(小人お疲れ様)という気持ちになれるから都合のいい時にだけ小人の存在を利用していこう。
このブログを見た天才パソコン開発男が急にわたしの前に現れ「小人なんていねーってこと、俺の頭脳で証明してやる…」と壁ドンしてくるっていう話を漫画にしてみんなのネットサーフィンの最中に広告として現れたい。