合コン

合コンに行くことになった。
それまでに5キロやせたい。
わたしが食べすぎたりしないか24時間見張っていて欲しい。
人は新しい出会いの時、きっと素敵な人と出会うはずだと期待してしまう。
楽しい場が提供されるはずだと思ってしまう。
会社のあまり話したことのない人とかと話す時はそれなりに気をつかって話を盛り上げようとするのに、合コンとかそういう男女の何かになると途端に図々しくなるの醜いな。
一生懸命、楽しいグルーヴが生まれるように努力しよう。
初の武道館ライブに挑むバンドのような気持ちでやろう。
メンバーだけじゃなく、この日のために一生懸命準備してくれたスタッフのみなさん、そして一階席のみんな、二階席のみんな、立ち見のみんな、ニコ生を見てくれているみんな。
今日まで俺達を応援してくれた全員がこのライブをつくっている。
そういう気持ちでやる。
ハイボール、たこわさ、からあげ…全員がこの合コンを「最高」に変えていくんだ…という気持ちを持とう。
相手のいいところを10個ずつ見つけて帰るのを目標にしよう。
そして5キロやせたい。
バドミントンしたい。
でも実際、合コンで気の合う人とかいい人に出会える可能性なんて少ないんじゃないかと思う。
世の中の人の合コンに対するイメージもそんな感じな気がする。
「合コン」という概念が意思を持っているとすると、「いい出会いがない」「チャラい」「お持ち帰りされた」みたいなことを言われ続けた合コンが、世の中の男女のために頑張っていこう!みたいな気持ちになるわけがない。
「食事会」「友人の紹介」を横目にすさんだ気持ちになっている合コンの姿が目に浮かぶ
全ての合コンは食事会としてリニューアルすればいいと思う。
合コンは消滅するけど、そっちのほうが幸せなこともある。

会社帰りに会社の人とタワレコに行った。
楽しかった。