病院に行って思ったこと

乳がん検診に行った(定期検診。結果は問題なしだった)。

おととしまでは最寄駅の沿線の乳腺外科に行っていた。乳腺外科は予約を取るにも「一ヶ月先になります」みたいなことも多い。おととしまで行っていた病院は即日で診てもらえるけど、先生の感じが悪かった。感じが悪いというか、問題がなければこっちが何か質問しても「うるせーな」という対応(わたしがしつこいのもあるけど)。「これは…」「大丈夫です」「こういう時は…」「大丈夫です」のラリーを見た優しい看護師さんがわたしに詳しく説明してくれる。医者はこういう人も多いんだろうなーと思いながら「病院に行って検査をしたら問題なかった」という事実だけを心の支えにして帰った。

去年、なんとなく見つけた病院は家からは遠かったけど受付の人が優しく親切で、待合室もきれいでインテリアも素敵な空間でリラックスできた。何より先生が丁寧で、心配だと思うことやセルフチェックの仕方を教えてくれて、病院に来たという時点で少なからず不安な気持ちを持つ患者の気持ちを汲んでくれている感じがして好きになりかけた。先生がわたしの肉体を診察して問題ないと判断し選んで投げかけてくれた言葉がわたしを安心させた。という、正しいコミュニケーションが成り立っていた。

政治家の会見を見ていたら、今国民が何を不安に思っていて何を言ってほしいか、何が知りたいかわかってるのかなと思った。国民が言ってほしいことや知りたいことを言ってくれない以前の「わたしもかなり話下手だけど、それと同じくらい話が下手」ということにも「こんな人に正しい決断ができるのか…?」と思うし、医者とか政治家とかは、ちゃんと人の心が汲めて、言葉が上手に使える人であってほしい。

医者と政治家を並べるのはおかしいかもしれないけどそういうふうに思った。でも、医者が「心臓が悪いから足の手術をします」と言ったら何故そうするのか説明を要求できるし医者は理由を答えられるけど、政治家がわけわかんないことを納得できる説明なくやり出しても止めることができない(頑張ればできるかもしれないけど)の、たちが悪い。

小学生の作文のようなブログ。