理想

朝起きたらだらだらせずにストレッチをして白湯を飲み、果物を食べ、軽く運動をしてからシャワーを浴び、ちゃんと選んだ服を着て髪の毛をきれいにしてていねいにお化粧をして、余裕を持って家を出る。
仕事には集中して打ち込み、帰り道の電車では図書館で借りた本を読んで、家に着いたらゆっくりお風呂に浸かってからハーブティーを飲んで眠りにつく。
※ずっと姿勢がよく、声もハキハキしている。

こういう生活がしたいけどできない。
刑務所に入ればかなり近い生活ができるのではとずっと思っているけど実現は難しいので(難しくあって欲しい)この理想からはみ出たことをした途端に体に電流が流れる仕組みになって欲しい。
でもわたしはクズなので、電流が流れても自堕落をやめない、というダメ人間の根性を発揮して感心されてしまうかもしれない。
「こういう生活はできない」という思い込みにより、こういう生活ができないのだろうか。
サバンナの八木の持ちネタで「どんな単語を言われても、しりとりで最終的に『パナキ』という言葉に繋げる」という「パナキ」というゲームがあったけど、わたしの前向きな思考は八木のパナキよりはるかに速く「どうせうまくいかない」にたどり着く。
「どうせうまくいかない」にたどり着く能力がすごく発達している。
でも会社でのちょっとした研修、最初はものすごく緊張して手が震えたけど、最近はさほど緊張しなくなった。
そういうことに気づくと幸せになる。
できることが増えていくと嬉しい。
冒頭のような生活を送り、成長の連続の人間になりたい。
普段は小さい蜘蛛に化けてうちの中をうろうろしているけど、わたしが自堕落なことをしたらイケメンに変身して叱ってくるという謎の生物がうちに住み着きますように。
トリプルファイヤーというバンドの「サクセス」という曲の歌詞が最高で、今日書いた日記みたいなことを言っている(と思う)のでめちゃくちゃ共感して(最高すぎる)と思いながら聴いている。
浜崎あゆみに共感して高揚するギャルの気持ちってこんな感じかなと思いながら聴いている。