初恋ポエム

警察の人が部下に初恋ポエム執筆を強要をして怒られた(重く)、という記事を見た。
初恋ポエム、初恋っぽい恥ずかしさのあるポエムを書くのにもセンスがいると思うから、どういう感じで初恋ポエムを書かされ、発表させられたんだろうというのが気になる。
初恋ポエムというものを書かせるというところで完結している、ポエムの完成度は関係ないいじめなのかもしれないけど。
もし何の気なしにいじめた部下が初恋ポエム執筆に慣れているタイプの人間で「どれどれ、できたか。見せてみろ」と読んでみたら「くだけ散った魂 拾い集めさまよう」という類いの、執筆を楽しんでいる感じの始まりだったら上司はどう思うんだろう。
いじめがいがない。
また、みんなの前で読まされる場合、その聴衆の中にポエムに書いている想い人(遅めの初恋)がいたら…とかを考えると楽しいし、初恋ポエムを書かされた人も傷ついてるかもしれないからかわいそうだけど面白い。
「たとえば 君がいるだけで 心が強くなれること」という始まりで「米米CLUBじゃねーか!」と殴られたりすることもあるのかな。
初恋ポエムが署の伝統となり、ある年、今年から配属された新井くんの提出した初恋ポエムが白紙だった。
署長「新井、なんで白紙なんだ」
新井「僕、実は初恋がまだで…」
署長「何!?」
新井「ひっ(お、怒られる…)」
署長「…新井のペースでやっていけばいい(肩を叩きながら)」
というエピソードを新井くんの結婚式のスピーチで話す署長。
初恋ポエムを書かされた人は、上半身裸の写真を貼り出されたりもしたらしい。
中学校の時、つたない画力で性行為の一部始終を描いた池田唯ちゃんのBL漫画が学年中に出回ったことがあった。
しかも誰かが勝手にひきだしから取ってきて回し読みする感じで。
あと、調子に乗った女子達が修学旅行の時に部屋で下着姿で写真を撮って、何故かその写真が花壇に刺され、みんなの目に触れるところとなった事件もあった。
深いことを言いたかったわけではなくて、なんか似たようなことがあったなと思って書いた。